おとらのヒトリゴト

双極性感情障害Ⅱ型。40代主婦。書きたいと思ったことを書きます。

運動を習慣化。

去年は、筋トレやあすけんで食事を管理したり、なんやかんや体力をつける一年でした。

運動が嫌いだったので、どうやって習慣化するかの試行錯誤。

本当に今まで続かなかった。。。

多分、高い目標と頑張りすぎちゃったのがダメだったんだと思います。

今回は、続けるを第一に、本当に簡単な事から始めました。

まず、ラジオ体操第一だけをいつでもいいので1日一回するから。

それから、どうも人目が気になるので、夜に犬の散歩を夫に付き添ってもらいながらを追加。

定着してきたので、第一だけじゃなくて、首の体操と第二も追加。これは、YouTubeに音声があります。なので、何時でも朝起きたら、ラジオ体操するを日課に。

それから、1人だと続かないので、筋トレを週2回、鍼灸の先生に指導してもらうことに。

最後に、朝、ラジオ体操の後に散歩に。

朝散歩、推奨されてますよね。でも、私にはハードルが高かったので、本当に最後にやっと手をつけました。

こう書くとすんなり進んでるようですが、手探りしながら、試行錯誤を繰り返し、何度うまくいかずに失敗したことか。動けなくなって、またラジオ体操だけとか、散歩だけの日もありましたが、それでも、気休めかもしれませんが、どちらかはするようにしました。

今でもそうです。

もし、動けない日があっても、また一からやり直そうとも思っています。

お陰で、1年前と比べて体力がついてきました。

それと並行して、あすけんと言う食事管理アプリを使い、身長163センチ、体重5キロ減で56キロに、体脂肪率5%減で27%に。

そのためか、去年の冬は、10何年ぶりにダウンせずになんとか過ごせました。

ですが、今年の春、ピルを年齢的に辞めなければいけなくなって、やめてから、久々に不安定な日々に。それは、また明日、書きます。

穏やかな日々

考えてみれば、今まで、辛く長い日々を過ごしていた。

希死念慮が起こるぐらい、ただいるだけで辛かったり、毎日どうなるのかわからない状態で、2度の自殺未遂と入院を経験したし、夫は、私の介護と育児と仕事で疲れ果て、2度ウツになり、2度転職したし、そんな家庭で落ち着いて過ごせるわけもなく、息子は長い不登校を経験した。

もがいても、もがいても、良くならなかった。

今、夫は、7時に帰ってきて、ご飯を作ってくれて、クライミング太陽光発電に没頭しているし、息子は、中3から勉強したにもかかわらず、チャレンジスクールに合格して、充実した高校生活を送っているらしい。

昔を忘れてしまうほど、落ち着いている。

信じられないくらい平和である。

私も、良くならなければとかんがえなくなった。体力作りと最低限の家事以外は、自分に「なにもしなければいけない事がないとしたら、どうしたい」と聞いて、その答え通りに過ごしてみようかなと思っている。

頑張れば動けても、ぼーっとしたり、ドラマみたり、非効率的に過ごしたり。

ほっておいたら、自分はどうなるのかの実験をしてみようと思う。

からしたいと思うことしか、しないようにしてみようと思う。

幼稚園に入る前の好きに生きていた頃のように。出来るかはわからないけど。

人生の折り返し地点でのお暇をいただいてるのかも。ゆっくり、のんびり、過ごします。

 

 

昔のこと

病気が発症したのは、産後うつが落ち着いて、でも、不安定な状態で、3年間子育てを頑張った後、幼稚園に子供を預けられることになって、緊張が切れたのか、動けなくなったのが始まりだった。

 

男の子で、本当に大変だった。

私の精神状態も良くなかったのかもしれないし、それを察知して、安心感がなかったのかもしれなかったのだけれど、ほぼワンオペ育児で、寝るときに今日も1日終わったとホットしていた記憶がある。朝、息子が起きることがストレスでしかなかったし、息子を可愛いと思えなかった。

 

一生懸命、いい子に育てようとしたし、いい母親になろうとしていたと思う。もっといい加減に手を抜けてたら違ったのだろうか?

 

調子の悪い時は、息子を迎えに行かなきゃいけないのに、どうしてもできない、なんで、できないかわからないけど、できないって状態だった。母に頼んだりしたけど、迷惑そうにされて、落ち込んだりしたなぁ。大変だったんだろうけど、誰も労ってはくれなかった。私が悪いと言われた。頑張れと言われた。

 

頑張って、クタクタになって、そうなったのに、よく頑張ったね、辛かったね、ゆっくり休みなさい、それがあなたの今やることだよとは、誰も言ってくれなかったなぁ。

 

全然、起きることができなくて、夕方4時に起きて、また、夜11時に寝る、みたいな日を何日が過ごして、その後に寝れないけど、起きることもできないツライ日々を過ごしたりした。

 

良くなってきても、どうしてか家事が出来なかった。良くなろうとネットで治療法ばかり検索していた。

 

ただ、いる事が苦しかったり、怖くて仕方なくなったり、周りを恨んだり、自分を責めたりした。希死念慮がずっとあって、帰ってきたら、首をつっているのではないかと夫が思っていた時期もあった。

 

トイレに行くのも億劫だった。

どうして、こんなにツライのに、病院に行かなければならないのだろうと思った時もあった。実際、夫に行ってもらったことが沢山ある。

 

どうして、こんなツライのに、なんにも出来ないのに一人ぼっちにされてるのだろうとよく思った。誰か、そばにいて欲しかった。

 

病院も何度も変わった。先生が私の顔もみてくれないようなところが沢山あった。

 

これを治して、それを人に教えるのが私の使命だと思って、頑張って治療しては、うまく行かないの繰り返しだった。でも、そう考えないと自尊心が保てなかったのかもしれない。

 

昔は、大変だった。

 

今は、ずいぶん楽、息子も楽になった。

話し相手をしてくれるようになった。

 

誰からも責められなくなった。

ゆっくり横になることもできるし、ドラマも観られる。前は、テレビが辛かったっけ。

 

横になって、ツライのに気晴らしも出来ずに耐えてる時、牢獄に入れられている気がした。

 

横になって、動けなくて、何も出来ない時、聞こえてくる音に耳を澄ましていた。夫が帰ってきて自転車を止める音が聞こえると嬉しくなった。

 

なんにも出来なかったのだ。

今は、ずいぶん、良くなったなぁ。

 

今までと違うところ。

この12年間、病を克服して、健常者になって、社会の枠に入ろう入ろうとして、頑張っては、潰れて、頑張っては、潰れてを繰り返してきた。

 

繰り返して、ふと気づいたら、元の生活がどうであったかもわからないくらい時間が経っていた。

 

もう、戻れないのだと思う。

 

最近は、病気だとか、自分の体質を、なんでみんなできるのに私はできないのだと思わないで、受け入れて、その上で幸せに生きようと思い始めてきている。

 

息子の高校が、できないことを受け入れてくれてるように、等身大で、らくに生きていけるようになりたいなと。

 

できないことは、できないで、無理しない、

自分を責めない、そんなことにエネルギーを使わないで、生きる。

 

私は、私でいいんだ。

この私で幸せに生きてゆく方法を見つけよう。

 

 

イライラする時は。

家族に、これをしてくれと言われると

イライラする時がある。

 

なぜか、考えてみた。

 

基本的に、私は、家族がして欲しいことをしてあげたいと思っている。大切な人たちの役に立ちたい。

 

でも、具合が悪くて、それをすると辛くなる。

 

してあげたいのに、それをすることが苦痛で、そんな自分が情けなくなる。悲しくなる。

 

そんな気持ちにさせられたと思って、イライラするようなのである。

 

解決策としては、

本当に、私はあなたの役に立ちたい。

でも、体調が悪くてできない。

できない自分が情けなくて傷つくぐらいだ。

でも、できません。ごめんなさい。

 

と言って断れれば、イライラしなくて済むのかな。

自尊心ボロボロです。

12年間、一生懸命、病気を治そうとしてきました。苦しかったから、いろいろ治療法を探して、いろいろやってきたのに、良くなりませんでした。

 

去年ぐらいから、もう良くなることは諦めて、この症状と付き合ってゆこうと思うようになりました。

 

それで、一生懸命にらくにできるルーティンや対処法を考えて、それでも、動けなくなって、また、一生懸命、らくにできるように改善して、それでも、続かなくて。

 

こんなにいろいろ一生懸命してるのに、良くなりません。そうしたら、自信なんかなくなりますよね。

 

一生懸命がいけないのかもしれません。

生真面目なのも。

 

いい加減でいいじゃん。

続かなくても、出来ることだけ出来てるんだし、とか思えればいいのかもしれません。

 

でも、辛いです!

世界の中心で、辛い気持ちを叫びたい!

 

書いたら少し、スッキリしたー!

チャレンジスクール、初登校。

息子が、チャレンジスクール初登校しました。

 

コロナで、入学式がなくなり、

2ヶ月近く、引きこもりになって、

学校に行きたくないなぁと呟いたりしていたので、どうなることやらと思っていました。

 

2、3日前から不安だと言い出し、前日も寝付けずにいたので、帰ってくるまで、ちょっと心配でした。

 

帰ってきたら、疲れたとは言っていたものの、落ち着いていたので、良かったと一安心しています。

 

学校の話も聞いたのですが、課題が出来てなくてもいいんだよとか、これは、忘れても大丈夫だとか、不登校の子に寄り添っている感じがしました。

真面目で、繊細な子が多いのか、ちょっとしたことで落ち込んで、来れなくなる可能性があるのかなと、その子たちに寄り添う感じがしました。

 

その上で卒業するために必要なことは毎日登校することだから、それはちゃんとしようねとメリハリがついた指導をされているようでした。

 

ちょっとしたカルチャーショックを覚えました。学校や社会って、枠があって、無理してもそれにはまれって感じかと思っていたのですが、そう出来なかったとしても、大丈夫だから、一緒に成長しましょうと受け入れてくれている感じがしました。

 

背伸びしなくって、いいんだぁ。

 

なんか、入れて良かったなぁと思いました。